実家を引き継いだ場合、どのような費用がかかるのでしょうか。
【固定資産税】
「1月1日現在、土地、家屋及び償却資産の所有者として、固定資産課税台帳に登録されている人」と定められています。
固定資産税額の計算は、土地や建物の場合、「課税標準額×1.4%」というのが基本です。
【都市計画税】
都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的にした市町村税(東京23区の場合は都税)で、市街化区域内に土地や家屋の所有者に毎年課される地方税です。
【火災保険】
保険会社によって、空き家は住宅ではなく『店舗や事務所を対象とした一般物件』として扱われることもあり、一般的な『人が住んでいる家』の火災保険よりも保険料が割高になる可能性があります。
【光熱費】
空き家の様子を見に行く際など、電気や水道の契約を継続しておくと、実際に使用していなくても基本料金がかかります。
【修繕費用】
空き家は人が住んでいないため、少しずつ老朽化していきます。
庭木や草をそのまま放置しておくと、庭が荒れて不審者が侵入してしまい、犯罪が起こってしまうかもしれません。
定期的に実家の状況を確認し、必要があれば修繕対応をお勧めいたします。
【そのほか】
空き家に行くまでの交通費や宿泊費なども生じる場合もあるかと思います。
このように空家の維持管理は時間と労力、費用が掛かる場合もございますので
是非一度当センターへご相談ください。