先日空き家についてネットで調べていたところ、恐ろしい事件を発見してしまいました
恐ろしすぎたのでぜひこの恐怖を共感してもらいたくご紹介いたします
事件は宮崎県霧島で起こりました
住宅地にある木造平屋住宅は当時70代の埼玉県在住の男性所有の物件でした。
男性にとってこの物件は実家であるものの、遠方のため長らく空き家にしていたそうです。
ある年、所有者の男性が久しぶりに家を訪れてみると、家の中に見知らぬ衣類や布団などがあり、
不審に思い警察署に通報しました。
その後、空き家を警察が調査している際に知らない女が家に入ってきたためその場で「不動産侵奪容疑」で逮捕しました。
調べてみると女は一年ほど前から空き家に勝手に住み着いており、なんと住民票も空き家に移していたのです!!
さらに恐ろしいのが女が空き家を自分の家だと主張していることです。
恐ろしすぎますね…
勝手に住み着いて、勝手に住民票を移して更に自分の家だと主張しているなんて…まともな考えではありません
今回、警察が女と出くわしたからよかったものの、これが所有者の方が帰宅したタイミングだったらと思うと‥‥
こんなありえないことをしでかす相手ですから、鉢合わせてしまったら襲い掛かってくるかもしれません
まるでホラー映画の世界ですね
しかし、これは映画や小説の世界の話ではなく、本当にあった話です
空き家の所有者の方にとっては全く無関係な話ではありません
何年も人の出入りがない空き家は、少し観察すればすぐにわかってしまいます
こういった空き家は不審者や、犯罪者の住処にされてしまう可能性があります。適切に管理をし、
人の出入りがある家だということをアピールしましょう!
さて、この事件の中で出てくる不動産侵奪罪ですが、他人の不動産を勝手に占有することにより成立する犯罪です。
よく聞く住居侵入罪とは違って、一時的な侵入ではなく継続した不法占有である場合に不動産侵奪罪は成立します
今回の事件は女が衣類や布団まで空き家に持ち込んでおり、継続した不法占有であることは間違いありませんので不動産侵奪罪が成立しました
ちなみにこの刑法には「親族相盗例」という特例が適用されます
この特例は親族間で発生した一部の犯罪行為の刑を免除するというものです
免除されるのは配偶者、直系血族、同居の親族との間で起きた犯罪行為が対象です
例えば子供が勝手に空き家を使っていただけでこの刑法が適用されてしまったら大変なことになってしまいますもんね
以上空き家に関する犯罪行為の話でした
空き家の管理は適切に行いましょう!
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