人の気配の感じられない空き家には、害虫・害獣はすぐに住みついてしまいます。

空き家を放置しておくと害虫や害獣が生息しやすくなり、火災や倒壊などのリスクが高まります。

特に近年はハクビシンと呼ばれる害獣が急増しており、様々な被害が報告されているそうです。

ハクビシンの外観はタヌキとよく似ており、ジャコウネコ科に属するネコの一種です。

本来は山間部に生息している生物なのですが、近年は都会にも生息範囲を広げており、繁殖力が旺盛であるため急激に数を増やしています。

ここ高崎市や群馬県でもハクビシンが生息域を広げています。

ハクビシンは小さな隙間があれば家の中に容易に侵入することができ、屋根裏に生息して巣を作ります。

ハクビシンが屋根裏に生息すると糞尿で天井が腐り、最悪の場合は天井が抜け落ちてしまいます。

ハクビシンの他にもアライグマやネズミなどの害獣も天井裏に棲みつきやすく、これらの害獣が配線をかじることで電気がショートして、火災が発生することもあります。

怖いですね。

また、空き家にはスズメバチが巣を作ることが多く、近隣の住民がスズメバチに刺される被害が発生しています。

空き家に必要な害虫・害獣対策は？

害虫・害獣を空き家に寄せ付けないためには、普段から人の気配を感じさせておくことが効果的です。

誰かが定期的に出入りしているとその気配を敏感に感じ取り、住みつきません。

ハクビシンやアライグマ、ネズミなどの害獣が空き家に棲みついてしまった場合、個人で駆除をすることは非常に難しいため、害獣駆除の専門業者に依頼することが必要です。

害獣駆除の専門業者はハクビシンやネズミなどの生態に詳しく、専用のトラップなどを駆使して、害獣を駆除してくれます。

害獣の侵入経路を調べて、害獣が侵入してきた穴や隙間を遮断してくれますので、駆除後は害獣が空き家に侵入することはなくなります。

また、害獣の糞尿で汚れた箇所は清掃と消毒を行ってくれるので、空き家の衛生状態も改善します。

スズメバチの巣の駆除も個人で行うのはとても危険です。害虫駆除の専門業者に駆除を依頼しましょう。

長い間管理されていない空き家は害虫・害獣の格好の住みかになってしまいます。

住みついた害虫・害獣たちはその糞尿で家を傷ませるほか、その悪臭で近隣に多大な迷惑をかけます。

そうなる前に空き家を管理しておくことが重要です。

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