空き家の通水に続き、今回は空き家の通風について解説いたします。
空き家の通風がなぜ必要なのか?
風通しを良くしておくと建物の劣化を防げるからです。
人が住まなくなった建物は、閉め切っているため、空気がこもり、湿気やほこりが溜まってしまします。
湿気やほこりが溜まってしまうと、カビや害虫が集まり、人間への被害や建物の被害要因となります。
特に湿気の多くなる季節は、事前に対策しないと、被害が広がる可能性があります。
空き家への影響
カビは柱や床、壁だけでなく、建材へも侵食した場合、耐久性が弱くなり、最悪の場合は倒壊の可能性もあります。
また、胞子を大量に含んだ環境は、喘息や皮膚炎などを引き起こすかもしれません。
空き家を売却できたとしても、瑕疵の責任を負うことになるかもしれません。
少しくらいのカビと思っていても、増殖すればするほど被害は大きくなるため、建物にとっての通風は重要な役割になります。
通風とは具体的にどうすればいいのか?
通風頻度が増やせない場合は、月1回約1時間ほどの喚起をしましょう。
建物の窓を全て開け、空気の通り道をつくります。
換気扇を作動させるとより効果的です。
弊社では建物外部点検だけでなく内部の管理も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。